少年野球向け!基本的な投げ方を習得できるオススメ練習方法(リリースポイント修正編)

今回は少年野球選手向に投げ方の基本を自然に習得するためのドリルを紹介します。

特に、リリースポイントの感覚を身につけるためにオススメしたいメニューのやり方やポイントについて説明していきます。


少年野球の選手に

「肘をもっと上げて」

「リリースポイントを前に」

「もっと胸をはって投げよう」

などの声かけをしても選手はどう体を動かしていいのかイメージができず、投げ方がぎこちなくなってしまうことが多いと思います。


選手自身がフォームを気にすることなく、基本的な投げ方を習得することができるメニューを紹介しますので、指導者の方や親御さんなどぜひ練習に取り入れてみてください。

少年野球のうちに【肘下がり】を修正しよう

少年野球でよく見られる好ましくない投球フォームに肘下がりがあります。

肘下がりには

  • トップでの肘下がり
  • リリースポイントの肘下がり

この2つのパターンがあります。詳しい話が気になる方は下の記事を参考にしてください。


今回はリリースポイントでの肘下がりを修正するためのトレーニングやストレッチを紹介していきます。

ただ、投球フォームは一連の流れで行われる連続動作であるので、投球フォームの前半で間違った体の使い方をしていると正しいリリース動作を行うことはできません。


そのため、トップで明らかに肘が下がっているという選手はテイクバックの修正も必要になります。テイクバックをスムーズにとれていない選手は腕の使い方だけでなく、股関節・骨盤・体幹などの使い方や重心の位置に問題があるケースがとても多いです。

そのあたりの話やテイクバック修正ドリルは下の記事で紹介していますので、気になるかたはそちらのメニューも合わせて行うようにしましょう!

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リリースポイント修正トレーニング

リリースポイントを安定させるために大切なのは

  • 割れを作る
  • しなりを作る

この2つになります。

特に、少年野球の選手では、ステップ足が着地してキャッチャー方向に体幹を回転しているときに腕も一緒につられて回ってしまい、開きが早くなり、リリースポイントで肘が下がってしまうというパターンがとても多いです。


まずは割れやしなりを作るために必要な可動域を確保してそれからスローイングドリルに取り組むようにしましょう。

そもそもの可動域がない状態で投げ方を修正するというのはなかなか難しいので、まずは土台作りを徹底して行ってください!

基本的な投げ方を習得するための可動域トレーニング

体幹ひねりストレッチ

割れを作るための体幹・肩甲骨のストレッチです。

やり方はコレ
  • ステップ足を前に出して軸足は後ろに引きます。
  • 投げる側の手は頭の後ろに当てておきます。このとき、反対の手は膝の内側を固定しておきましょう。
  • 顔はキャッチャー方向を向いたまま、肘を後ろに引きながら体幹をできる限りひねりましょう。 15回×3セット
ポイント
  • 体幹を回したときに膝がつられて内側に入らないようにしましょう。

バットしなりストレッチ

次はしなりを作るためのストレッチです。

やり方はコレ
  • 投げる側の手を上、反対の手を下にしてバットを持ちます。
  • 下にある反対の手で軽くバットを引きましょう。このとき真下ではなく、反対のお尻(動画は左投げで左のお尻に向かって)に向かって引きましょう。
  • しなりは投げる側と反対でも重要(グラブを引くとき)なので両方やるようにしてください。 20回×3セットずつ
ポイント
  • バットを引いたときに投げる側の肘がなるべく動かないようにしましょう。
  • バットを引いたときに胸もはるようにして背骨との連動を意識してください。

背骨の連動性が特に重要なストレッチです。腕だけが引っ張られることがないようにしてください!

バックストローク

簡単そうに見えて奥が深いストレッチです。割れの可動域を作るのにオススメなメニューです。

やり方はコレ
  • 背泳ぎをするように交互に腕を回します。
  • 体の正面にある腕は動かないように固定してください。
  • 腕をできるだけ大きく動かすのですが、動きが腕だけでなく、肋骨から動かすように意識しましょう。 左右合計20回×2セット
ポイント

腕を回したときに反対の手もつられて回ってしまうと割れの動きがなくなってしまいます。前の手はしっかり止めておくようにしましょう。

基本的な投げ方を習得するための動き作りトレーニング

外旋-内旋トレーニング

しなりのイメージを作るトレーニングです。少年野球の選手にやってもらうとできない子がとても多いです。

インナーマッスルのトレーニングにもなるので、ぜひ実践してみてください!

やり方はコレ
  • 腕を真横に開き、肘を肩と同じくらいの高さにします。
  • 肘の位置は変えずに肘から先をリズムよく動かしましょう。
  • 手が後ろ(外旋)に行くタイミングで軽く胸をはるようにしてください。 20回×3セット
ポイント
  • 腕に力が入っていると上手にできません。脱力して行いましょう
  • 肘を後ろ(背中側)に引いてしまう選手がとても多いです。肘の位置が変わらないかチェックするようにしましょう。

外旋-内旋トレーニング(エレベーター)

肘の位置を止めた状態で外旋-内旋をリズムよくできるようになったら肘の角度を変えて行うようにしましょう。

やり方はコレ
  • 基本的な動きは先ほどの外旋-内旋トレーニングと同じです。
  • 動画のように肘の高さを少しずつ上げたり、下ろしたりしてやってみましょう。 20×2セット
ポイント
  • 肘を上げ下げするようになると、肘を後ろに引く動きがより出やすくなります。肘の動きが上下だけになっているかチェックしましょう。

少し動きが難しいかもしれません。

まずは、基本形の外旋-内旋トレーニングをマスターするようにしましょう。

基本的な投げ方を習得するためのスローイングドリル

バドミントンスロー

やり方はコレ
  • トップの位置から開始します。
  • 腕をなるべく大きく振ります。
  • ラケットは斜め上に振るイメージで行いましょう。
ポイント
  • ラケットのヘッドをギリギリまで背中に置いておきましょう。
  • ラケットのヘッドが体幹の回転と同時に背中から離れる選手はしなりを作れていません。

しなりスロー

やり方はコレ
  • ボール(おもちゃボールでOK)投げる腕はトップの位置に置いておきます。
  • 軽く足を上げて腕をふりましょう。
  • 体を回転させたときにボールを離してください。
ポイント
  • 離したボールが体に当たらなければOK!
  • しなりを作れない選手は離したボールが体に当たってしまいます。
  • 投げるときに腕が力んでしまう選手は体の回転に腕がついてきてしまい(開きが早い)、離したボールが必ず体に当たります。
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まとめ

基本的な投げ方を習得するために必要なストレッチ、スローイングドリルを紹介しました。

選手には細かい指導はせずに遊び感覚でメニューに取り入れてもらい、自然に正しいリリースや体の使い方を身につけてもらえるといいかなと思います。


トレーニングのやり方でわからない点などがあれば、お問い合わせいただければ説明させていただきますので、気軽にお問い合わせください!