子供向け!野球専門トレーナーが選ぶおすすめ野球本厳選5冊
この記事では少年野球の選手におすすめしたいKindle本を紹介しています。
アマゾンKindleは登録がカンタンで30日以内に解約すれば無料なので、誰でも気軽に試し読みすることができます。
少年野球の時期に野球に必要な基本的な動作を身につけておかないとよくないクセがしみついてしまい、頑張って練習してもなかなか技術が向上しません。
今回、なるべく早い年代からぜひ読んでほしい野球技術の向上本を紹介しますので、保護者のみなさんはぜひ参考にしてください。
「子供に野球を教えてあげたいけどどうやってアドバイスすればいいのか分からない」

我が子には試合で活躍してほしいけど、自分自身は野球経験がなくて悩んでいる保護者さんは多いと思います。
少年野球の選手は自分の課題を自ら克服する能力はまだ備わっていないことが多く、指導者だけでなく、毎日接する保護者さんもある程度知識を備えておくことをおすすめします。
でも子供のためにと思って野球のことを勉強しようと思っても、本を何冊も買うと時間がかかるし、費用もかさんでしまいます。
そんな方におすすめしたいのが、Kindle Unlimitedという読み放題の電子書籍サービスです。
Kindle Unlimitedでは野球関連の書籍が豊富に収録されていてちょっとした空き時間でも手軽に読書することができます。
今回は少年野球の選手に関わる保護者さんに必ず読んでほしいと感じた本を5冊厳選して紹介していきます。
本の選定条件は
- 野球初心者の方でも理解できるように説明してある
- 子供向けの指導方法が書かれていて技術向上につながりやすい
- サクサク簡単に読み進めることができる
この3点を重視しています。ぜひ参考にしてみてください。
Kindle Unlimitedは通常980円/月ですが、今なら30日間無料キャンペーン中です。まず、Kindle Unlimitedにどんな本があるか試してみて合わなければやめればお金は一切かからないのでオススメ!
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芹田祐(セリタタスク)
理学療法士として整形外科病院・整形外科クリニックなどに10年ほど勤務。野球現場では小学生からプロ野球まで幅広い年代の選手に対して述べ1000名以上のリハビリテーション・トレーニング指導経験あり。
保有資格
理学療法士/認定理学療法士/JARTA認定トレーナー/国際認定シュロスセラピスト/修士(医科学)
この記事の目次
中学球児・高校球児・草野球選手にはこちらがおすすめ
中学生、高校生また草野球選手におすすめする野球技術本については下の記事で紹介しています。
- ウエイトトレーニングをとことんつきつめてやりたい
- パフォーマンスアップを目指す選手がするべき可動域トレーニング
- ホームランを打つ確率を上げるための革新的理論・具体的練習法
こんな内容に興味があるかたはぜひご覧ください。
Kindle Unlimitedの注意点
これから紹介する本に興味を持たれた場合は以下の点に注意してください。
Kindle Unlimitedは収録されている本のラインナップが変わることがあります。紹介した本にご興味を持たれた方はご自身で商品の有無を確認するようにしましょう!
1.ライバルに差をつける! 小学生のバッティング 最強上達BOOK

野球上達度 | ★★★★★ |
指導への導入しやすさ | ★★★★★ |
読みやすさ | ★★★★★ |
目からウロコ度 | ★★★★★ |
著者は江戸川南リトルシニアの総監督有安信吾さんです。
有安さんはチームを率いて全国優勝だけでなく、世界一の経験もある有名な指導者さんです。
この本ではまずはじめにスイングの基本にてついて詳しく書いてあります。
- バットの握り方
- スタンスと構えの基本
- 体重移動
- インパクト
- フォロースルー
バッティングの各フェーズの基礎について解説してあるので、最近野球を始めたばかりという初心者の方にオススメです。
後半ではホームランを打つコツについて書いてあります。
- トップでパワーをためる
- 体のひねりで打つ
- 降り出しを速くする
長打を打つためには必ず知っておきたい基礎知識なので興味ある方はぜひご覧ください。
この書籍は新品単行本だと¥1,600くらいします。
2.野球の教え方、教えます!

野球上達度 | ★★★★★ |
指導に導入しやすいか | ★★★★★ |
読みやすさ | ★★★★★ |
目からウロコ度 | ★★★★★ |
この本の著者は元読売ジャイアンツの内野手として活躍された大石滋昭さんです。
内容はタイトルの通りで指導者や少年野球の保護者向けに野球の基本を身につけるための的確な指導方法を丁寧に教えてくれます。
- 投げる(ボールの持ち方から正しい体重移動やリリースポイントの習得方法など)
- 捕る(野球初心者の子どもがボールをキャッチするためのコツやフライの追い方、ゴロ捕球法など)
- 守る(ステップスローやランナーの挟み込みプレーなど「捕る」のページより実践的内容)
- 打つ(バットの持ち方など野球初心者向けの内容からコース別で上手に打つコツなど)
- 走る(走り方というよりはベースランニング、リードのとり方など野球に必要な走塁技術について)
- 野球に対する考え方・普段のケア
このように野球が総合的にうまくなるための必要要素をそれぞれ詳しく具体的な指導方法とポイントについて解説してくれています。
その中でも、この本の中で特に素晴らしいところは
小学生でも分かりやすいように良い例と悪い例の違いを自分の体で実際に体感して理解することができる方法や声のかけ方を説明してある点です。
例えば、速いボールを投げようと思ったら、リリースする瞬間に全身の力を効率よくボールに伝える必要があります。
そのために重要な要素の1つに腕のしなりを使った投球フォームを習得する必要があります。
しかし、小学生に「腕のしなりを使って投げよう」といってもその動きをイメージすることは難しく、フォームを意識しすぎて力みにつながり、逆にうまく投げられなくなってしまうことがよくあります。
大石さんの指導では小学生に投球動作を直接的に指導するのではなく、選手と以下のようなやりとりを通して正しい投げ方のイメージをつかんでもらいます。
- 「まず、力こぶを作ろう」(力を入れてもらう)
- 「そのまま体を回してみよう」
- 「力を入れたままだとロボットみたいになってスムーズにうでが動かないよね?」

- 「じゃあ今度は力こぶをやめてうでをユラユラさせよう」(力を抜いてもらう)
- 「そっきと同じように体を回してみよう」
- 「今度はうでが勝手にしなって投げやすそうだよね!」
このような感じでフォームの型を選手に教えるのではなく、野球に必要な動きを自然に身につけるための指導方法が書いてあります。
野球初心者のうちにこの本に書いてある内容を実践できれば、野球上達の近道になると思います。
ちなみに、この書籍は新品単行本だと¥1,600くらいなのでKindle Unlimitedだとかなりお得になります。
3.新しい少年野球の教科書 科学的コーチングで身につく野球技術

野球上達度 | ★★★★★ |
指導に導入しやすいか | ★★★★★ |
読みやすさ | ★★★★★ |
目からウロコ度 | ★★★★★ |
次は筑波大学の川村先生が出版されている本です。
川村先生は日本初の野球専門の研究室を開講された野球研究の第一人者です。
この本のコンセプトは
【大人と少年野球の選手ではそもそもの骨格が違うので、同じ指導方法ではどうしても体に負担がかかってしまう。成長段階にある子どもではできることとできないこと、教えたほうがいいことと教えないほうがいいことがある】
となっています。この前提条件のもとに研究結果から導かれた理想的な少年野球向けの指導方法を教えてくれます。
例えば、投げ方編ではひじの上げ方のコツや小学生のうちは外転型テイクバックを推奨する理由を筋道を立てて解説してあります。
また、野球理論だけでなく、おすすめのトレーニング法についても分かりやすく説明してあります。
- ヒップローテーション
- サイドステップ
- フロントランジ
などよく聞かれるトレーニングをきちんと実際の投球動作につなげるためにはどういったところを意識するべきかきちんと書いてあるので、少年野球の選手にはぜひ実践してほしい内容です。
打撃編はとても実践的で
- ゴミ袋を使ったハンマー投げ(ひねりの感覚を養う)