元MLBトレーナーのマック高島さん【驚異の投手パフォーマンスライン】の効果
元MLBトレーナーのマック高島さんが解説するDVD【驚異の投手パフォーマンスライン】を購入しました。
この記事では、驚異の投手パフォーマンスラインの特徴と概要や効果、さらにデメリットまで踏み込んで解説しています。

元MLBトレーナーの高島誠さんが監修している驚異の投手パフォーマンスラインというDVDを購入したので徹底レビューしていきます。
高島さんは有名な方なので、ご存知の人も多いのではないでしょうか。
高島さんはマックさんとも呼ばれていてオリックスの山岡投手など多くのプロ野球選手のトレーニング指導をされています。
今回はそんな高島さんが実技指導されているDVDの中身をみて感じたことや紹介されているトレーニング内容、商品のメリット&デメリットについて紹介していきます。
結論からいってしまうとこのDVDは球速アップしたい選手にかなりおすすめです。
その理由について深掘りして徹底解説していきますのでぜひ参考にしてください。
- 投手パフォーマンスラインで収録されているトレーニング内容
- 投球パフォーマンスラインはどのような効果があるか
- 商品のデメリット
- 他の投手トレーニング系DVDと比べて優れている点
芹田祐(セリタタスク)
理学療法士として整形外科病院・整形外科クリニックなどに10年ほど勤務。野球現場では小学生からプロ野球まで幅広い年代の選手に対して述べ1000名以上のリハビリテーション・トレーニング指導経験あり。
保有資格
理学療法士/認定理学療法士/JARTA認定トレーナー/国際認定シュロスセラピスト/修士(医科学)
この記事の目次
投手パフォーマンスラインの特徴と概要
まずはDVDの特徴と概要について紹介していきます。
元メジャーリーグトレーナーが監修
冒頭で紹介しましたが、高島さんは多くのプロ野球選手から師事を受けています。
オフシーズンになると、高島さんの元で多くのプロ野球選手が合同自主トレを行っているようです。
プロ野球選手も実践しているトレーニングを知ることができると思うとワクワクしますね。
DVDの概要

DVDの概要は以下の通りです。
野球に必要な柔軟性とチェック
野球選手はどんな柔軟性が必要なのか。素人でも簡単にチェックする方法
柔軟性を出すためのストレッチ・コンディショニング
従来のストレッチやマッサージではなく、呼吸法を取り入れたコンディショニングで筋肉の余分な筋肉を取り除くメソッドなど
間違った体幹トレーニングと正しい体幹トレーニング
従来のクランチトレーニングの弊害。ピッチャーが本当にするべき正しい体幹トレーニング
間違った下半身トレーニングと正しい下半身トレーニング
間違ったスクワットトレーニングとその弊害。ピッチャーに必要な部位を刺激をいれる正しい下半身トレーニング
肘のトレーニング
ケガ予防につながる肘トレーニング
ケガをしやすい投げ方
ケガをしやすい選手の典型的な投球フォームの特徴。正しい投球フォームを習得するためのスローイングドリル
セルフチェックの方法
重大なケガをしていないか簡単にチェックする方法
野球で使われている感覚的な表現について
昔からいわれる野球界の表現の注意点。その言葉を鵜呑みにせず、正しく理解する方法
投手パフォーマンスラインのメリット
- 短時間で可動域が改善する方法を知ることができる
- ケガ予防だけでなく球速アップにもつながる
- 指導者・保護者にとっても有益
- 自宅で実践可能
短時間で効果が出るトレーニングを知ることができる

投手パフォーマンスラインの基本的な流れについて説明します。
高島さんが選手役の人にトレーニング指導をしてその前後で
- 可動域
- バランス
- 筋力
がどのように変化するかを実演してくれます。
正しいトレーニングを行うと、たった10回くらいでも可動域が広くなったり、下半身のバランスも明らかによくなっています。
トレーニングを行った直後に動きが改善しているので、最初は手品を見ているような感覚で半信半疑になる方が多いと思います。
しかし、実際に自分でトレーニングを体験してみると可動域などの変化を身をもって体感することができます。

どのトレーニングもシンプルで小学生から実践可能で可動域やバランスなどの変化を確かめるチェック法も簡単です。
短時間でトレーニング効果が出る理由についてはDVD内で詳しい解説はされていません。
個人的には筋肉に適切な刺激を入れ、呼吸法を使って緩めるべき部位は緩めることで、本来の可動域や筋力・バランスを発揮できるようになるからではないかと思います。
そもそも、自分が潜在的に持っている本来の能力や動きを十分に引き出すことができていないということです。
そのため、このトレーニングで全身調整をすることで即時的に可動域・バランス・筋力を高めることができます。
高島さんのトレーニングは1分もかからずに運動パフォーマンスを上げることができるので、ウォーミングアップや試合前に取り入れることをおすすめします。
全身のコンディショニングを整えたうえで試合に入ることができれば、自分の本来持っているパフォーマンスを十分に発揮することができるようになります。
ケガ予防だけでなく球速アップにもつながる
投手パフォーマンスラインは
「ケガを繰り返す選手が自宅でもできるトレーニング」
をテーマに作られています。
しかし、内容を見て感じるのはケガを抱える選手に限らず、すべてのピッチャーが取り組むべきトレーニングが紹介されているということです。
なぜならケガ予防だけでなく、パフォーマンスアップへの効果も高いからです。
例えば、ケガをしやすい投球フォームについての解説があるのですが、そもそもケガをしやすいフォームというのはピッチング中のバランスが悪く、全身の力をボールに伝えきることができません。
DVDで紹介されている正しい投球フォームを習得するためのドリルを行えば、ピッチング中に必要な正しい腕の使い方をおぼえることができます。
その結果、ケガをしにくいフォームになるだけでなく、リリースポイントで全身の力を効率よくボールに伝えることができ、球速も上がりやすくなります。
この他にも、DVDで紹介されている下半身トレーニングを行って足腰の安定性がアップすれば、肩や肘に頼った投げ方が修正されるだけでなく、上体の回転を鋭く行えるようになって自然と球速も上がりやすくなります。
このように投手パフォーマンスラインのトレーニングをすれば、ケガ予防はもちろんのことパフォーマンスアップにつなげることができます。
丁寧にトレーニングに取り組めるようになり、結果が出やすくなる
トレーニングはとても繊細なものです。
正しい動きで行えていないとむしろパフォーマンス低下につながることは珍しくありません。
頑張ってトレーニングしているのに、それが意味がないどころか逆効果だったらとても悲しいですよね?

このDVDでは
- 正しいトレーニング
- 間違ったトレーニング
をした場合、それぞれ可動域などのコンディショニングがどう変わるかを
トレーニング→パフォーマンスチェック
という流れで実際に見せてくれます。
少し伝わりにくいと思うので、本編にあるインナーマッスルトレーニングを例にして具体的に説明します。

みなさん脇を閉じてチューブを引っ張るインナートレーニングをしたことがあるのではないでしょうか?
しかし、このトレーニング実はものすごい難しいトレーニングです。
細かいポイントを意識して本当に注意深くやらないと、アウターマッスルばっかりを使ってしまいます。
そうなると、インナーマッスルのトレーニングとしての意味をなさないだけでなく、まわりの筋肉に余分な力が入ってしまい、可動域が悪くなってしまいます。
アウターマッスルの力を抜き、インナーマッスルに最適な刺激が入れることが重要なのです。
しかし、脇を閉じて行う従来のチューブトレーニングではこの動きを正確に行える選手はほとんどいません。
投手パフォーマンスラインでは、目的とする筋肉に正しく刺激入れ、それ以外の余分な筋肉は力が入りにくいトレーニングのやり方を教えてくれます。
このようなトレーニングを正しく行うことができるとインナーマッスルの強化になるだけでなく、全身のバランスが整うので可動域・下半身の安定性・筋力も上がります。
その一方でみなさんがやりがちな間違ったトレーニングを行うと可動域・下半身の安定性・筋力のパフォーマンスが悪くなってしまいます。
DVDでは、このようなコンディショニング変化を実演してくれるので、トレーニングをただやみくもに行うのではなく、丁寧に取り組むことがいかに重要であるかを学ぶことできます。
今よりも集中して丁寧にトレーニングに励むことができるようになると、トレーニング効果がより増幅して最短距離で投手のパフォーマン向上につなげることができると思います。
保護者・指導者がコンディショニングチェックをできるようになる

トレーナーがいなくても指導者や保護者がコンディショニングチェックすることができるようになる
が投手パフォーマンスラインのコンセプトの1つです。
そのため、ピッチャーにとって重要な
- 股関節の可動域
- 下半身の安定性
- 肩甲骨の筋力
をだれでも簡単にチェックする方法が紹介されています。
インターネットが盛んな現代では、ユーチューブやツイッターなどでどこのだれでも発信することができ、いくらでもトレーニング法を探すことができます。
でも
- 本当に正しいトレーニングなのか
- 可動域、バランス、筋力が改善しているのか
- パフォーマンスアップにつながっているのか
このようにトレーニングの信ぴょう性や効果ををきちんと確認することってなかなかできないですよね?
つまり、やりっぱなしのトレーニングになりがちなのです。
投手パフォーマンスラインを見ると、専門家でなくてもトレーニング効果を簡単に確かめることができるようになります。
- なんか最近体が重そう
- プレーにキレがなくなった
- 調子が悪い

こんなときはコンディショニング不良が原因かもしれません。
そんなときはDVDで紹介されているチェックが有効です。
可動域や筋力が以前よりも落ちていれば、もしかしたら疲労が蓄積しているかもしれませんし、体のケアを怠っているかもしれせん。
その場合は練習量を落としたり、コンディショニングの時間を長めにするなど対策をとることができるようになり。重大なケガを未然に防いだり、パフォーマンスを戻すことに成功することができるかもしれません。
今までは
「動きが重くて調子が悪そうだけど原因が分からない」

といったモヤモヤした問題に対してトレーナーがいなくても自宅やグランドでチェックして打開策を講じることができるようになるのが、他のDVDにはない投手パフォーマンスラインの大きなメリットです。
自宅で手軽に実践可能
このDVDでは自宅で簡単に実践できることを想定しているので特別な器具は必要ありません。
また、短時間で効果を出すことができるので手軽に実践することができます。
取り組みやすい要素がそろったトレーニングDVDなので、あきっぽくて長続きしない選手でもおすすめできます。
他の投手DVDとの比較
他の投手トレーニングDVDで有名なのがピッチングスピードアッププログラムです。

この商品も以前購入して中身を確認していますので、投手パフォーマンスラインとの比較をしたいと思います。
- トレーニングの数と種類
ピッチングスピードアップ>>投手パフォーマンスライン
紹介されているトレーニングの量はピッチングスピードアップの方が多いです - トレーニングの質
投手パフォーマンスライン>>>ピッチングスピードアップ
正しくトレーニング行うためのポイントを詳しく解説してあるのは投手パフォーマンスラインです - 目からウロコ度
投手パフォーマンスライン>>ピッチングスピードアップ
投手パフォーマンスラインでは「ここまで改善するのか!」を見れます - 個人的なおすすめ
投手パフォーマンスライン>>>ピッチングスピードアップ
控えめにいっても投手パフォーマンスライン一択です
投手パフォーマンスラインのデメリット
- 説明の中で専門用語が使われている
- 料金が高い
説明の中で専門用語が使われている
投手パフォーマンスラインでは外旋、内旋など解説のところどころで専門用語が出てきます。
それぞれの専門用語が何を意味しているのかは高島さんがきちんと説明してくれますが、聞きなれない言葉に少し戸惑うかたもいると思います。
ただ、トレーナーの方でなければ、専門用語を暗記する必要は全くなく、どのような動きのことをいっているのかを理解できれば全く問題なく、内容も理解することができます。
料金が高い
投手パフォーマンスラインの料金は¥16,000でちょっと高いです。
この値段だけ聞くと尻込みしてしまうので、ここで高島さんから直接指導を受けるとしたらどのくらい費用がかかるのかを見てみましょう。
高島さんは広島県でMac’sトレーナールームというトレーニング施設を運営されています。
この施設の月会費(ゴールデンメンバー)は¥16,500です。
プロ野球選手も足繁く通うトレーニング施設なのでこの値段は妥当だと思います。
さらに、遠方から高島さんに指導してもらおうと思えば移動費もかかってしまいます。
そうなると最終的にはDVDの料金よりもお金がかかってしまいます。
さらに、移動時間も必要なのでトータル的にみると広島県外の方にとってはDVDを買ってしまった方が安上がりです。
投手パフォーマンスラインを購入すれば、高島さんがプロ野球選手にも指導している内容を自宅にいながらいつでも何回でも見ることができます。
このDVDの値段を高いととらえるか安いととらえるかは人それぞれの考えですが、もし投手用のDVDをなにか購入しようとされているのであれば、高島さんの投手パフォーマンスラインを強くおすすめします。
お得な購入方法
とはいっても、安い商品ではありません。
少しでもお得に買いたいという方のためにおすすめの購入方法を紹介しておきます。
- 個別サポート
公式サイトから購入した方に限り、購入から180日以内は何回でも無料でメールで相談ができる - 返金保証
購入後180日までであれば、商品を返送すれば全額返金してくれる
公式サイトでは2つの無料特典がつきます。
特に、個別サポートは実際に内容を見て分からなかったことを直接聞けるので、良心的なサービスです。
このサポートは180日以内であれば、無制限でOKです。
どんな些細なことでもどんどん質問して商品購入の価値を自分で高めていきましょう。
注意点
期間限定の無料特典はいつ打ち切りになるか不明です。購入前に必ず自分で確認するようにしてください
投手パフォーマンスラインはどの年代の選手にもおすすめ
元メジャーリーグトレーナーの高島誠さんの驚異の投手パフォーマンスラインの紹介をしました。
このDVDでは、投手が本当に取り組むべきトレーニングを知ることができます。
ケガ予防を謳っていますが、球速アップにも間違いなく効果があります。
また、可動域・バランス・筋力のコンディショニングをチェックする方法が紹介されています。
チェック方法は簡単なので専門家でなくてもお子さんのコンディショニングを見てあげることができます。
そのため、保護者や指導者の方にもおすすめできる内容になっています。
いままでに野球技術のDVDを買いあさっていますが、1番買ってよかったと思える商品でした。
みなさんも正しいトレーニングのメソッドを知り、今よりもワンランク上のピッチャーを目指してみてください。
野球技術系のDVDを60本以上買いあさったぼくが選ぶ野球技術向上のDVDランキングです。
【選定基準】
- 技術向上に効果があるのか
- 小・中学生でも取り組みやすいか
- 保護者・指導者にも有益か
- Youtube等の無料ツールにはない情報か
- お金を出して買うほどの価値があるか