【愛媛】軟式野球投手の連続写真フォームチェック

愛媛で軟式野球をしているピッチャーの投球フォームチェックをさせていただきました。


今回のポイントは【体重移動】です。


体重移動で体をバッター方向に加速させ、

ステップ足が着地して

鋭い回転運動につなげることができると

球速が上がりやすくなります。


逆をいうと

体重移動がうまくできていないとなかなか速いストレートを投げることはできません。

  • 並進移動のコツがわからない
  • 球速がなかなか上がらない

こんな選手は参考になるところがあるかもしれないので

読んでいただけるとうれしいです!

連続写真の投球フォーム
後ろからの連続写真の投球フォーム

体重移動で体を加速させることが球速アップの秘訣

軸足で助走をどれだけとれるかが勝負

体重移動で大切なことは

下半身・体幹のパワーをためた状態で体をどれだけ加速して回転運動につなげられるか

です。

プロの体重移動を見ると開きをおさえながらも

しっかり軸足で地面を強く押すことで

大きな床反力を受けて体を最大限に加速させているのがわかりますよね!

体重移動で上体が浮くと球速が上がりにくい

この選手の場合、体重移動の途中で重心が浮いてしまって

並進の加速がそこで止まってしまっています。(写真6)

体重移動をはじめるときは右股関節の付け根が赤い矢印ぐらいの曲線を通るようなイメージで並進移動するのが理想

体重移動をはじめるときは

右股関節の付け根が

赤い矢印ぐらいの曲線を通るようなイメージで

並進移動をしてみてください!

ステップ足が着地したときの膝の曲がり角度の目安

ステップ足が着地した瞬間の膝の角度を見てみると  曲がり角度が144°になっています。平均的な角度は大体131°〜140°1〜4)なのでこの選手の場合、少し膝が伸びた状態で着地していることになります。

次にステップ足が着地した瞬間の膝の角度を見てみると

曲がり角度が144°になっています。


平均的な角度は大体131°〜140°
1〜4)なので

この選手の場合、少し膝が伸びた状態で着地していることになります。


膝が伸びて着地してしまうと

ポイント

回転運動のときに左足で強く地面を押すことができず、
リリースでボールに力が伝わりにくくなってしまいます

さきほどの

体重移動で重心が浮いてしまうことが原因で

左膝が伸びぎみの着地になっています。


そのため、体重移動が改善されれば

自然と左膝がもう少し曲がった角度で

着地ができます。


ただ、1点注意点があります。


体重移動が改善して

膝がもう少し曲がって着地するようになると


今のフォームよりも

左の股関節に体重が乗りやすくなり、股関節の可動域がより必要になってきます。


もし、股関節(お尻周り)の可動域が狭いと

体の回転をスムーズに行うことができず、

むしろパフォーマンス低下につながる可能性があります。


そのため、

  • 股関節ストレッチ
  • 股関節に体重を乗せて体の回転をコントロールするトレーニング

このあたりのメニューはぜひ取り入れてほしいです!


これらのトレーニングは以前の記事でまとめているのでそちらをご覧ください。

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フォーム修正のポイント

沈み込みでくの字を意識!

次はフォーム修正のポイントについてです。

さきほど体重移動の修正イメージについて話しましたが、ただ並進移動すればいいわけではなく、軸足の股関節にパワーをためながら移動するということが大切になります。

さきほど体重移動の修正イメージについて話しましたが、

ただ並進移動すればいいわけではなく、

軸足の股関節にパワーをためながら移動する

ということが大切になります。

沈み込みのときに  体幹が直立していることで
膝に力がかかって股関節にパワーをためることができていません。もう少しお尻を後ろに引き、体幹を前傾させてくの字を作って並進移動をすると下半身から上半身への力の伝達がスムーズになります。

この選手の場合、沈み込みのときに

体幹が直立していることで
膝に力がかかって股関節にパワーをためることができていません。


もう少しお尻を後ろに引き、体幹を前傾させて

くの字を作って並進移動をすると

下半身から上半身への力の伝達がスムーズになります。


くの字の重要性については下の記事で詳しくまとめてあるので

そちらも参考にしていただればと思います。

体重移動の初期は骨盤をひいてパワーをためながら加速する

もう一つ修正のポイントがあります。

沈み込みのときに  体幹が直立していることで
膝に力がかかって股関節にパワーをためることができていません。もう少しお尻を後ろに引き、体幹を前傾させてくの字を作って並進移動をすると下半身から上半身への力の伝達がスムーズになります。

体重移動の初期段階で

骨盤を矢印の方向に少し回転させながら

並進移動することができると


下半身の開きが早くなるのを押さえつつ

股関節のパワーをよりためることができます。


並進移動をしながら骨盤を回転させるのは

けっこう難しい動きなのですが、

球速アップのためにぜひチャレンジしてほしいです!



この動きを習得する簡単なトレーニングとしては

  • 骨盤ローリング
  • サイドステップ

がおすすめです。


下の記事の中で紹介してますので

ぜひ取り入れてください。

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まとめ

今回のフォームチェックでは

  • 体重移動の重要性
  • 体重移動をするときの股関節、体幹の使い方のポイント

について話をしました。


体重移動で並進の加速に意識しすぎると

開きが早くなってしまう選手がとても多いです。


開きが出ないように注意しながら体重移動の修正をしてみてください。

股関節のストレッチも忘れずにお願いします!

Reference

  1. A biomechanical comparison of youth baseball pitches:Is the curveball potentially harmful?.AM J Sports Med2008 36.686-692.
  2. Kinematic and kinetic comparison of baseball pitching among various levels of development.J Biomech1999 32.1371-1375.
  3. Adolescent baseball pitching technique: Lower extremity biomechanical analysis.J Appl Biomech 2012 28.491-501.
  4. Knee Angle and Stride Length in Association with Ball Speed in Youth Baseball Pitchers.Sprots(Basel) 2018 6(2).51.

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