【目的別ガイド】野球観戦でのおすすめ座席7選! 初心者でもゆっくりと楽しめる席は?
野球場のチケットを購入しようとすると、色々な種類があることに気づくと思います。初めて野球観戦に行く方はどの座席を選べばいいのか悩みますよね。この記事では目的やシーンに合った野球観戦での座席の選び方7選を紹介しています。
野球観戦に行くけど、どの座席がいいのか分からない
野球観戦をするときにどの座席を購入すればいいのか悩む人は多いでしょう。
野球観戦に行く際、すべての人にベストの座席というものはなく、その人のニーズや目的でおすすめする場所は変わります。
この記事では、野球観戦に行く方のニーズ別でおすすめの座席を7つ紹介していきます。ぜひ、自分に合った座席を確保して野球観戦をより楽しいものにしてください。
この記事の目次
目的別野球観戦のおすすめ座席7選
ではさっそく目的やシーン別でオススメの座席を7パターンに分けて紹介していきます。
座席の名前は球場それぞれで違います。この記事でどのあたりの座席を購入するといいかの参考材料にしてください。
試合を近くで見て臨場感を味わいたいとき
- とにかく試合を近くで見たい
- 臨場感を味わいたい
- 値段は高くても大丈夫
このような方におすすめする座席はバックネット裏です。
- ピッチャーが投げるボールの速さ
- バットにボールが当たったときの打球音
- 一瞬ではるか遠くまで飛んでいく打球
- 審判の大きな声
- 選手と一緒に試合をしているような感覚
このような要素を体感できるのがバックネット裏です。迫力満点な試合観戦になりますよ。
ただ、1つ注意点があります。
球場によってはバックネット裏の席が一般販売されていないことがあります(全て年間シートとして販売してしまうため)。
このような場合は、金券ショップを覗いてみてください。
バックネット裏の席のチケットを見つけられるかもしれませんよ。
プロ野球選手を近くで見たいとき
いろんなプロ野球選手を近くで見たいという方にはベンチ近くの席をおすすめします。
野球の試合では自分のチームが攻撃しているときに選手はベンチで待機しています。
ベンチ近くの席であれば、近距離でプロ野球選手の姿を見ることができます。
また、試合前の練習で選手達はベンチ前でウォーミングアップをします。
そのため、試合前から選手の動きや表情・会話する様子などを確認できます。
ただし、ホームチームのベンチは1塁側になることを覚えておきましょう。(※楽天と日本ハムはホームゲームでも3塁側)
- 東京ドームで巨人VS阪神=巨人が1塁側
- 甲子園で巨人VS阪神=阪神が1塁側
東京ドームは巨人の本拠地なので巨人が1塁側になります。
東京ドームの試合で巨人ファンが3塁側のベンチ近くの座席を購入してしまったら、目の前は阪神選手ばかりになるので注意しましょう。
特定の選手を近くで見たいとき
特定の選手のファンでその選手を近くで見たいのなら、その選手のポジション近くの座席がおすすめです。
例えば、お目当ての選手がレフトを守っていたとします。
この場合は、レフト近くの席で野球観戦することで応援している選手をしっかり見ることができます。
ざっくりいうと、試合時間のうち半分は守備です。
つまり、お目当ての選手が最初から最後まで試合に出場したとすると、半分の時間は近くで見られることになります。
プロ野球の平均試合時間はざっくり3時間くらいです。
「3時間÷2=1時間30分」
好きな選手のプレーや仕草を1時間30分も見られると思うとテンション上がっちゃいますよね。
試合全体を見渡したいとき
あえて遠くから見たほうがわかりやすいことがありますよね。
例えば、サッカーでもカメラ視点を遠くにすると、試合全体の動きがわかりやすくて操作しやすくなります。
野球観戦でもそれと同であえて上段に座って試合を見渡すという楽しみ方もできます。
このように、試合全体を見渡したいときはグラウンドから遠い座席がおすすめになります。
グラウンドから離れていると、少し落ち着いた雰囲気でゆったりと試合観戦ができます。
さらに、ほとんどの球場でグラウンドから離れるとチケット料金が安くなります。
こちらは東京ドームの座席一覧です。
いろんなタイプの座席がたくさんあって少し見にくいですが、指定席Bと指定席Dを見てください。
指定席Bはグラウンドに近く、指定席Dはグラウンドから離れています。
さらに、指定席Dは上空からグラウンドを見下ろす形になります。
指定席Bと指定席Dの値段はこちらです。
- 指定席B ¥4,100
- 指定制D ¥1,800
なんと料金が¥2,300も変わります。コストを抑えたいという方には遠く離れた座席はおすすめになります。
グラウンドから遠くてもいいことはたくさんあります。
選手全員の動きが一目瞭然で分かるのもメリット
例えば、私が以前グラウンドから遠い席で野球観戦をしていたときに観客のウェーブが起こりました。
上段から観客席を見下ろすことができたので、そのときのウェーブがとてもキレイに見えました。
このようにグラウンドから遠い席に座ると、一味違った野球観戦をゆっくりと楽しむことができます。
応援で盛り上がりたいとき
テンションあげて一体感がある野球観戦をしたい方はぜひ応援席を選んでください。
テレビで野球中継を見ていると、立って旗などを振って応援しているエリアが映りますよね。
そのエリアが応援席で、野球場の中で最も熱狂的に盛り上がることができる席です。
プロ野球では選手1人1人にオリジナルの応援歌があり、いろんな応援を楽しむことができます。
個人的にはヤクルトがチャンスのときに流れる夏祭りの応援歌が好きです。
ちなみに、応援席は1人で行っても浮くことはないので安心してください。
応援するのが当たり前の席なので、1人でテンションを上げていても全く不自然ではありません。
応援席に行くと分かりますが、1人で観戦しにきている方はたくさんいます。
ただし、応援席では攻撃中に立って声援を送るのがスタンダードです。
また、下の映像のようにチャンスになるとジャンプする球団もあります。
結構アクティブに動いていますよね。
立ちっぱなしや体を動かして応援するのがしんどいという方は応援席を避けるようにしましょう。
なるべく安く済ませたいとき
とにかく安い方がいいな
こんな方には見切り席がおすすめです。
見切り席では目の前に壁やネットなどの障害物があって見づらくなる分、座席を安く購入することができます。
以前、東京ドームで観戦したときに外野席の見切り席を購入したことがありますが、目の前の大部分が壁でかなり見にくかった記憶があります。
そのため、外野席の見切り席はあまりおすすめしません。
見切り席の穴場は料金が高い座席の見切り席です。
例えば、指定席Sはバックネット裏近くで臨場感がある座席なので通常は¥6,500します。
しかし、指定席Sの見切り席は¥4,500で販売されていて2,000円も安く購入できます。
上の写真が指定席Sの見切り席ですが、完全に前が見えないというわけではありません。
少し見にくくても¥4,500でグラウンドから近い位置で野球観戦できるのはいいでよすね。
(※購入の判断は自己責任でお願いします。)
ゆっくり落ち着いて楽しみたいとき(デートなど)
各球場にデート向きの座席が用意されています。
球場によって座席の名前は違うので観戦しにいく球場のホームページを見てみましょう。
例えば、中日ドラゴンズの本拠地ナゴヤドームではレストランシートという座席があります。
この座席では、専属シェフが作るコース料理を食べながら野球観戦することができます。
美味しい料理&野球観戦は贅沢だね!
ナゴヤドームのレストランシートはセンターの後方でグラウンドから離れた位置にあります。
落ち着いた雰囲気で食事をしながら野球観戦をしたいという方にはかなりおすすめになります。
野球場の座席は隣席と近くて圧迫感を感じることがとても多いです。
しかし、カップル向けにつくられたシートでは他客との距離感を保ってあるので落ち着いた雰囲気を作ることができます。
野球場によって座席の値段が違う
野球場によって座席の区分や名前が違うだけでなく、値段も全く異なります。
各球場の料金一覧については下の投稿がとても分かりやすくまとめてあるので、ぜひ参考にしてください。
12球団本拠地の
— もんた (@montain___) March 19, 2019
座席毎の価格表を作ってみました。 pic.twitter.com/crumJ5iz2D
野球場によってバラエティに富んだ座席がある
日本国内には様々な野球場がありますが、それぞれが趣向を凝らした座席を設けています。
例えば、カープの本拠地にある寝ソベリアです。
この座席はクッション性のあるバカンスチェアのようになっており、寝ながら野球観戦することができます。
一昔前では考えられない発想ですよね。
とてもおもしろいアイデアだと思いますし、ぜひ一度は体感してみたいものです。
これはほんの一例です。他にも各球場には、バラエティに富んだ座席が用意されています。
野球観戦をする前には、ぜひホームページで調べて面白そうな座席を探してみてください。
野球観戦の初心者が迷ったときはこの座席がおすすめ
ここまで、野球観戦でのおすすめ座席をニーズ別に7点紹介してきました。
簡単にまとめるとこんな感じです。
- 迫力がある野球観戦をしたい
→バックネット裏近く - プロ野球選手を近くでみたい
→ベンチ上近く - 試合全体をゆっくり見渡したい
→内野上段の席 - ガヤガヤ応援したい
→応援席 - ゆっくり観戦したい(デートなど)
→レストランシート(名称は球場ごとで違う)
野球観戦では誰にでもベストの座席はありません。
ニーズに合わせて自分にあった座席を見つけ、野球観戦を存分に楽しんでください!
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