【2分で読み終わる】野球の指名打者とDH制度の意味とルール解説

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この記事のまとめ

プロ野球中継を見ているとDH制度や指名打者という言葉を聞くことがあると思います。
この記事では野球未経験の方でも分かるよう二DH制度と指名打者について解説しています。
DH制度の詳しいルールやよくある疑問についての回答もしています。

みなさんDH制度や指名打者の意味と詳しいルールをご存知ですか?


プロ野球ではパリーグがDH制度を採用していますが、難しいルールは1つもなくて知っているか知らないかの話です。


今回は野球未経験でも必ず分かるように野球の専門用語は使わずにひらたい言葉でDH制度について解説していきます。

「DH制度という言葉は聞いたことあるけどよく分からない」

こんな方はぜひ最後までお読みください!

DH制度とは?指名打者とは?

ではさっそくDH制度と指名打者について解説していきます。

DH制度の紹介

DH制度のDHはD(designated)=専用 H(hitter)=バッターの略です。

守備にはつかずにピッチャーの代わりにバッティングのときだけにプレーする選手のことをいいます。


日本ではDH制度のもと打撃専門で試合に出場する選手のことを指名打者といいます。


指名打者はピッチャーに変わって打順に入ってバッティングをします。

何番目に打つかはそのチームで自由に決めることができます。

DH制度は1973年にメジャーリーグのアメリカンリーグで採用されたのが始まりです。

プロ野球ではピッチャーはピッチングを専門的に行うため、バッティング技術が野手よりも劣ります。

バッティング技術に劣るピッチャーの代わって打撃専門の選手を置き、試合をよりエキサイティングなものにしようというのがDH制度の目的です。

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日本でのDH制度

日本の野球では競技レベルによってDH制度の採用に違いがあります。

競技レベルDH制度の採用
少年野球×
中学野球×
高校野球×
大学野球
社会人野球
プロ野球


少年野球から高校野球まではDH制度は採用されていません。甲子園で指名打者を見ることはありませんよね。


大学野球はほとんどのリーグがDH制度を採用しています。

しかし、東京六大学野球連盟(早稲田・慶応・立教・東大・明治・法政)関西学生野球連盟(近畿・立命館・同志社・関大・関学大・京大)は採用していません。


社会人野球ではDH制度を採用しています。


プロ野球はパリーグでは採用していますが、セリーグは採用していません。

ポイント

レベルが高いカテゴリーではDH制度を採用する傾向がある

日本シリーズで35年ぶりに全試合DH制度が解禁

プロ野球ではセリーグとパリーグの代表チームが戦って日本一を争う日本シリーズがあります。

この試合ではセリーグ球団のホームゲームではDH制度は採用されていませんでした。


しかし、2020年の巨人対ソフトバンクの日本シリーズではセリーグのホームゲームでもDH制度を採用することになり、35年ぶりに全試合で指名打者が登場しました。


以前よりセ・リーグにもDH制度を導入することを希望していた巨人・原辰徳監督が賛同して実現したようです。

2020年時点でセリーグはシーズン中にDH制度を採用していません。

採用していない理由は野球の戦術が変わってしまうことなどを挙げているようですが、今後セリーグでもDH制度が導入されるかもしれませんね。

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指名打者と代打の違い

指名打者試合開始から試合終了までに毎回打席に立ちます。


代打は本来打席に立つ選手に変わって打席に立ちます。出場したあとに守備につかなければ、それ以降は試合に出ることはできずに打席に立つこともありません。

DH制度のルール

DH制度にはいくつかのルールがあるので一つずつ説明していきます。

指名打者は試合前に指定する

野球では試合開始前に出場選手の名前と守備位置などを書いたメンバー表を両チームで交換します。

このメンバー表に指名打者の打順と名前をきちんと書かないといけません。


試合前のメンバー表で指定しなかったのに、試合が始まってから指名打者を使うことはできません。

指名打者の打順は固定される

指名打者の打順はメンバー表に記載された順番に固定されます。

選手が交代しても指名打者の打順を変えることはできません。

指名打者に代打や代走はOK

指名打者に代打や代走を起用することはできます。

ただし、この場合は代打や代走として出場した選手が指名打者になります。

先発の指名打者は一度は打席に立つ

先発した指名打者(試合が開始したときに指名打者の選手)は相手投手が交代しない限りはその投手と一度は対戦して打席を終了させなければいけません。

指名打者が消滅するケース

  • 指名打者が守備につく
  • 登板している投手がピッチャー以外の守備位置につく
  • 指名打者の代打や代走した選手がそのままピッチャーになる
  • 登板中のピッチャーが指名打者の代打や代走として出場する
  • 守っている野手のだれかがピッチャーになる
  • 登板中か途中から出場するピッチャーを打順に入れる

DH制度は必ず使わないといけない?

オーダー表に指名打者を記入しなければ、DH制度を使わずに試合をすることができます。


しかし、プロ野球などハイレベルな野球では、完全分業制となっていてピッチャーはバッティング練習をほとんどしません。

そのため、野手よりも打撃技術が劣るのでDH制度を利用するのが一般的になっています。

指名打者の特徴と役割

指名打者は守備をせずに自分のバッティングのときだけ試合に出場します。

そのため、指名打者に選ばれる選手の特徴はこんな感じです。

指名打者の特徴
  • 守備は苦手だけどバッティングが得意
    (大柄な選手や外国人選手が多いです)
  • ケガをしていて守備で走り回ることはできないけど、打撃は可能

傾向としては大柄な選手、外国人選手、ベテラン選手が指名打者をすることが多いです。

チームからはホームランなどの長打を期待されている場合が多いです。

DH制度のメリットとデメリット

DH制度のメリットとデメリットについてまとめてみます。

DH制度のメリット

DH制度のメリット
  • 多くの選手が試合に出られる
  • 試合観戦がおもしろくなる
  • ピッチャーの体力消耗を防ぐ
  • 選手寿命が延びる

多くの選手が試合に出られる

DH制度があることで守備が苦手な選手でも活躍する機会が増えます。

より多くの選手に試合出場するチャンスが生まれるのはいいところです。

野球観戦がおもしろくなる

打撃専門の選手がいることで打線が活発になって試合中に得点が入りやすくなります。

得点がたくさん入ると試合として盛り上がるので、見ている側はより野球観戦が楽しくなります。

ピッチャーの体力消耗を防ぐ

ピッチャーが打席に入り、塁に出たらランナーとして走り回らないといけません。

しかし、DH制度があるとピッチャーが打席に入ることはないので、攻撃中に体を動かすことがなくなります。

そのため、攻撃している間に体力回復に努めてピッチングに専念することができます。

DH制度のデメリット

DH制度がないとバッティング技術が乏しいピッチャーが打席に立ちます。


ピッチャーに打席が回ったときに

  • 送りバンドする
  • 代打を送る
  • そのままバッティングを指示 など

このように監督の采配が問われる場面になります。

もし、代打を送るとピッチャーは交代しないといけません。

打席に立たせて今のピッチャーを続投するか、代打を送って次のピッチャーに継投するかなどは試合の勝敗を分ける可能性もあり、とても悩ましい判断になります。


少し通の楽しみ方ですが、監督の判断や戦術駆け引きを見るのも野球の面白さです。


DH制度があるとこのような野球の楽しみ方をできないのがデメリットになります。

DH制度は野球の試合を盛り上げるために重要

DH制度(指名打者)ではピッチャーの代わりに打順に入ってバッティングをするというルールです。


一回しか打席に入らない代打とは違って指名打者は試合終了まで打席に入ります。


DH制度を利用することで打線が活発になって得点シーンが増えてよりエキサイティングな試合になりやすいのが大きなメリットです。


プロ野球のセリーグでは2020年時点でDH制度は採用されていません。

DH制度がないとピッチャーに打順が回ってきたときに代打を送って次の回から投手を変えるのか、それともそのままピッチャーを続投させるのかなどベンチの采配を楽しむことができます。


DH制度の有無はどちらかが良いというわけではなく、どちらも違った視点で野球観戦を楽しむことができます。


今回の話を参考にしてDH制度の意味とルールをしっかり熟知して野球観戦を頼んでくださいね。

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