【忖度皆無】ピッチングスピードアッププログラムは本当に効果があるのか?

この記事のまとめ

この記事ではピッチングスピードアッププログラムを購入して中身を見て正直に感じたことをまとめています。

野球専門トレーナーの視点でこのDVDのメリットやデメリット、どんな方がこの商品を買うべきなのかなどについて解説していますので、ぜひ購入の参考にしてください。

ピッチングスピードアッププログラムはご存知の方も多い有名なピッチングDVDです。

今回、ぼくはこのDVDを購入して紹介されているトレーニングを実践してみました。


ピッチングスピードアッププログラムの購入を検討しているけど決めかねている。

という方も多いと思います。


ということで、実際に使ってみた感想を約8500文字どのサイトよりも詳しくまとめました。

また、ぼくは野球専門のトレーナーとして多くの選手にトレーニング指導を行っています。

専門的な視点からみてこのDVDが有益なのかを的確に解説しています。

  • ピッチングスピードアッププログラムは実際効果があるのか
  • この商品が向いているのはどんな選手なのか
  • 収録されているトレーニングの特徴と内容

この記事を読むことで、みなさんのこのような疑問を解決することができます。

この記事の著者

芹田祐(セリタタスク)

理学療法士として整形外科病院・整形外科クリニックなどに10年ほど勤務。野球現場では小学生からプロ野球まで幅広い年代の選手に対して述べ1000名以上のリハビリテーション・トレーニング指導経験あり。

保有資格
理学療法士/認定理学療法士/JARTA認定トレーナー/国際認定シュロスセラピスト/修士(医科学)

10000本突破記念!
期間限定で7大特典がつくのは公式サイトだけ

ピッチングスピードアッププログラムについて

まずは、どんなDVDなのかザッと説明していきます。

ピッチングスピードアッププログラムの実績

ピッチングスピードアッププログラムの監修者はスポーツトレーナーで九州共立大学の教員もされている森部昌広さんです。

森部さんはプロ野球選手だけでなく、ラグビートップリーグ選手やオリンピック選手など一流アスリートを指導する有名なトレーナーさんです。

このプログラムを実践しているプロ野球選手は多数いるそうですが、その中でも元ソフトバンクホークスの高橋秀聡選手はこのプログラムを行ったことで球速が飛躍的に上がったようです。

この動画の中でも話していますが、146km/hだった球速が152km/hまで上がったみたいです。

中学硬式野球クラブの強豪である尾張一宮リトルシニアの鈴木晢夫監督もこのDVDプログラムを実践されています。

鈴木監督は「ピッチャーが継続的にこのトレーニングを行えば、球速は間違いなく上がる」とおっしゃっています。

購入した理由

ぼくは普段、パフォーマンスアップを目指す野球選手のパーソナルトレーニングをしています。

トレーニング指導する立場として難しい点のひとつにトレーニング効果が出ているのか?が分かりにくいということです。

トレーニング指導することで、確実に全身の可動域や筋力は上がるのですが、実際の投球パフォーマンスの向上につながっているのかは判断が難しいのです。


そんな中でも、シンプルに効果を判別するのに分かりやすいのが球速です。

選手と一緒に目標設定をするときには球速を掲げるようにしています。


例えば、多くの高校生にとって140km/hというのが大きな目標になると思います。


当然、ピッチャーにとって球速が全てではありません。

しかし、球速はピッチャーのパフォーマンスを測る重要なものさしだと思っています。


しかし、トレーニング指導をしていていつも感じるのは

球速アップは簡単なことはでない

ということです。


球速アップを達成するためには、その選手の課題がどこにあるのかいろいろな角度から深く分析し、その結果から適切なトレーニングを選択して指導する必要があります。

  • 胸郭の可動域
  • 股関節の可動域や筋力
  • 肩甲骨の可動域や筋力
  • 骨盤のコントロール
  • 瞬発力(伸張反射の有効活用)
  • 体格(除脂肪体重など)
  • 投球フォーム などなど・・・

挙げればキリがないのですが。このように球速アップに関係する要素はほんとにたくさんあります。


そのため、ぼくはいつも新しい知識を身につけるためになにか有益な情報はないかと思い、書籍や野球技術系のDVD、SNSなどをあさって自分のスキル向上にプラスになる情報をいつも探すようにしています。

そんなときに見つけたのが、ピッチングスピードアッププログラムでした。

上の写真の3ヶ月で15km/hUPのキャッチコピーにひかれつつ、ピッチャーの球速アップがどれだけ大変かは身を持って体験しているので、疑いの目もありました。


今まで、このようなパフォーマンス系のDVDで購入して中身をみてガッカリしたという経験を何回かしていることから、このDVDも半信半疑ではありました。

しかし、少しでも自分の知識の蓄えになればと思って今回購入してみました。


実際にプログラムをみてどう感じたのか良くも悪くも正直な感想についてはこの記事の後半で紹介していますので、そちらをご覧ください。

正直な感想と個人的口コミはこちら

トレーニングプログラムの概要

  1. 肩甲骨の可動性改善と肩周りの筋力強化プログラム
  2. 脊柱の可動域改善と体幹部の筋力強化プログラム
  3. 股関節の可動性改善と股関節周りの筋力強化プログラム
  4. 統合された爆発的パワーの開発

対談や特別映像を除いたメイントレーニングのパートは4つに分かれています。

肩甲骨の可動性改善と肩周りの筋力強化プログラム

ピッチャーにとって肩甲骨の可動域を高めることはパフォーマンスアップに欠かせません。


ピッチングスピードアッププログラムでは肩甲骨の動きを高めるための基本的なトレーニングが紹介されています。

肩甲骨をきちんと操作できている選手はとても少ないので、普段肩甲骨の動きを意識したことがない方にとっては有益な情報だと思います。

肩周りの筋力強化ではインナーマッスルトレーニングを中心にピッチャー必須のメニューが収録されています。

キューバンプレスなどピッチャーにとって最重要といっても過言ではない肩トレーニングのやり方も詳しく解説されています。

  • チューブトレーニングをなんとなくで行っている
  • インナーマッスルトレーニングを普段していない
  • インナーマッスルトレーニングを正しくできているか不安

こんな選手にとってためになる内容だと思います。
※一部、軽いダンベルを使ったトレーニングが含まれます。

脊柱の可動性改善と体幹部の筋力強化プログラム

背骨を柔らかく使えるようになると、ピッチング中に全身のしなりを最大限作り出すことができるようになります。

その結果、効率よくボールに力を伝えることが可能になり、球速も上がりやすくなります。


ピッチングスピードアッププログラムでは背骨の連動性を高めるトレーニングが複数紹介されています。

最近はスマホやタブレットの使いすぎが影響しているのか分かりませんが、姿勢が悪い選手がとても多いように感じます。

そのような選手は背骨をうまくコントロールすることはできず、ピッチング中もパワーロスにつながってしまいます。

脊柱の可動性改善は小学生のうちからぜひ取り組んでほしいメニューです。

体幹筋力の強化のパートでは、まずはじめに従来の腹筋トレーニング (クランチトレーニング)の弊害について解説されています。

クランチトレーニングをしている選手もいると思い