【疑問解決】プロ野球のホームランとファウルボールはもらえる?観戦時の注意事項とその改善策まで
ファウルボールに気をつけることは、野球観戦での1番の注意事項でしょう。
実際に、ファウルボールに当たってしまうと大ケガをする恐れがあります。
この記事では野球観戦をしたときにファウルボールに当たらないためのコツ6選を紹介していきます。
この記事の目次
ホームランとファウルボールはもらえる?
プロ野球ではホームランやファウルボールは基本的にキャッチした人がそのままもらうことができます。
高校野球ではファウルボールをキャッチすると、すぐに会場運営の地元高校球児が回収しにくるので返却しないといけません。
ただし、プロ野球でもキャッチしたボールを返さないといけないときがあります。
それは、選手の初ホームランや100号ホームランなど節目の記録のときです。
下の動画で40秒あたりをみてください。
係員の人がボールを回収しているのが分かります。
ボールを返却した人にはそのお礼をもらうことができます。
- 選手と記念写真
- 選手が使用している野球用品
- その他球団グッズ
球団によって対応は違いますが、このようなものをゲットできます。
ファンの選手と記念写真ができれば、すごいラッキーですよね。
野球観戦時はファウルボールに注意
ここからは野球観戦に行くときの注意点についてお話しします。
特に、今回はファウルボールについて話していきます。
ケガをしたらどうなるのか?
基本的に自己責任です。
球団側から補償はないと思ってください。
プロ野球機構のホームページにもこのように記載されています。
主催者及び球場管理者は、観客が被った以下のの損害の賠償について責任は負わないものとする。(1)ホームランボール、ファウルボール、その他試合、ファンサービス行為又は練習行為に起因する損害
引用:試合観戦契約約款|日本野球機構
読んでみると「練習行為」とも記載があります。
試合前のバッティング練習で飛んでくるファウルボールで怪我をしても自己責任になるので注意しましょう。
野球未経験の方の場合、急にボールが飛んできたら反応できずにケガをしてしまう危険性が高くなります。
プロ野球観戦に行ったときにファウルボールが当たってケガをしないためのポイントを解説していきます。
硬式ボールは硬いのでケガをするかも
野球観戦中にファウルボールが当たる確率は限りなく低いものです。
しかし、ファールボールが飛んでくる可能性があるのは事実です。
野球ボールを1度でも触ったことがあるのなら、ファウルボールがいかに硬いかが分かるでしょう。
しかし、硬式ボールを触ったことがない方はなかなかイメージがつかないと思います。
硬式ボールは石のかたまりとイメージしてもらえば大丈夫です。
その石のかたまりが一瞬で飛んでくるのがファウルボールです。
つまり、ファウルボールに当たるということは、石のようなものに当たるということです。
ケガをしやすいのは容易に想像がつくのではないでしょうか。
当たりどころが悪いと大ケガの危険性がある
ファウルボールが当たった結果として、大怪我をしてしまう可能性があります。
だからこそ、ファウルボールをあなどることなく、きちんと当たらないように気をつけることが大切になってきます。
ちなみにファウルボールが体をかすった経験がありますが、患部は赤くなって擦れたような痛みを感じました。
その日は就寝するまでしばらく痛みが続きました。
このように、かするだけでも確かな症状が出るわけですから、当たりどころが悪いと、大ケガをしてしまう恐れだってあるのです。
ファウルボールに当たらないためにすべきこと
ではファウルボールに当たらないためのコツ6選です。
1.一球一球のプレーをきちんと見ておく
バッターが球を打った以上、それがファールボールとして飛んでくる可能性があります。
だからこそ、1球1球のプレーをきちんと見ておき、ファールボールが飛んでこないか気をつけることが大切です。
1球1球のプレーをきちんと見ておけば、きちんとボールを避けることができます。
野球観戦の注意事項の大前提として「よそ見をしないこと」を徹底しましょう。
2.両手が塞がらないようにする
両手が塞がっているときにファウルボールが顔に飛んできたら避けきれずに当たってしまうかもしれません。
一方、片手がフリーな状態であれば、手でカバーすることで顔にファールボールが当たるのを避けやすくなります。
そのため、両手が空いた状態で野球観戦をするようにしましょう。
ただ、野球場の座席は食べ物をおくホルダーがない場合が多いです。
ドリンクホルダーは1つあったりしますが、家族やグループで行ってたくさん食べ物やつまみを買うと置き場所にすぐ困ってしまいます。
下に置くのは汚いので、どうしても手で持つことが多くて両手がふさがってしまいます。
そんなときにあると便利なのがひざのせトレーです。
たくさん飲食物を買っても膝のうえに全て乗せておくことができます。
ファウルボールから身の危険を守る以外にもいくつかメリットがあります。
- 飲食しながら携帯で撮影など操作ができる
- バタバタせずゆったりと飲食できる
- 地面に置く必要がないので衛生上も安心
3.常に動けるようにする
ファウルボールが飛んできたとしても、避ければ当たることはないわけです。
だからこそ、ファウルボールが飛んできたときに備えて常に動ける状態にしておくも大切です。
例えば、両隣に人が座っているとしても、立ち上がって半歩ほど動くことはできます。
もちろん、野球ボール自体は小さいので、半歩動くことで当たるのを避けられます。
ただ、野球観戦をしていると、脚を組むなどどうしてもリラックスしてしまいがちなんです。
しかし、脚を組んでしまったら、すぐに立ち上がって半歩動くことはできません。
ファウルボールに当たらないようにするためには、脚を組むのを諦めるなどして常に動ける状態でいるべきです。
4.壁や空席から跳ね返ってきたボールに注意する
壁に当たったファウルボールが自分のもとに飛んでくることがあります。
もちろん、空席のシートに当たってボールが跳ねて自分のもとに飛んでくることもあるわけです。
つまり、ファウルボールが自分から離れた場所に飛んだとしても安心してはいけません。
ちなみに、壁や空席に当たった結果、思わぬ角度からファールボールが飛んでくることがあります。
ファールボールのゆくえを最後まで追うようにして「絶対に自分のもとに飛んでこない」と確認してから目を離すようにしてください。
5.キャッチしようとしない
ファウルボールが飛んできたとき、それをキャッチしようとするのは危険行為です。
おそらく、キャッチすることはできずに突き指をしてしまうことでしょう。
ちなみに、野球経験者が観戦するとしてもグローブを持っていなければ、ファウルボールはキャッチせずに避けることが多いですよ。
それだけ、野球ボールというのは、当たると怪我のリスクがあるということです。
6.ネットに遮られていない席は避ける
バッターボックスと席がネットで遮られていないと、ライナー性のファールボールが飛んでくるかもしれません。
一方で、ネットに遮られている席であれば、ライナー性のボールは飛んできにくいでしょう。
例えば、1番前の席であれば、目の前にネットがありますよね。
そのため、ライナー性のボールは、ネットが守ってくれるわけです。
一方で、少々後ろのほうの席は、ネットで遮られていないため、ボールが飛んできやすいわけですね。
もし、仮に座った席がネットに遮られていなかったら、よりファールボールに気をつけましょう。
ファウルボールが飛んできにくい席とは
とにかくファールボールから身を守りたいのなら「極力ファールボールが飛んできにくい席」を選ぶべきでしょう。
小さいお子さん連れの方は参考にしてください。
下記3席が私が野球観戦をしてきた中で特におすすめの席です。
- バックネット裏
- グラウンドから遠い席(上段の席)
- 外野席
バックネット裏(キャッチャーの真後ろのネット)は目の前に高いネットがあるのでライナー性のファウルボールが飛んでくることはありません。
ただ、座席の値段が高いのが難点になります。
一方、グラウンドから遠い席はボールそのものが飛んできにくいので、ファウルボールに当たるリスクは限りなく低いです。
臨場感は弱まりますが、ゆったりと安全に見たい方にはおすすめの座席です。
外野席もバッターボックスからかなり離れているので打球が飛んできても避けるのが簡単です。
ただ、外野席は応援席なのでガヤガヤ動いて応援をします。
そのため、小さいお子さん連れには不向きです。
プロ野球観戦において座席選びはとても重要です。
目的に合った席を購入しないと当日の楽しみが半減してしまいます。
目的別の座席の選び方については下の記事で詳しく解説しているので、そちらも参考にしてみてください。
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身の安全を守ってプロ野球観戦を楽しもう
ファウルボールに当たってしまうと、最悪の場合大ケガにつながる危険性があります。
しかし、ファウルボールに当たってケガをしたとしても基本的に自己責任になります。
そのため、野球観戦をするときは最大限安全配慮して楽しむようにしましょう。
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